空軍飛行科少佐勤務服
ブルーグレイ生地の空軍将校勤務服。
戦後の西独空軍制服(初期)の改造品。
ダブルカフス、着丈、生地質など大戦時の制服と似通っている。
ラペルの形状は親衛隊などに見られるピークではなく、
ノッチラペルが基本的であるが、イレギュラーで
ピークラペルの形状に仕立てた制服も存在する。
なお、ポケットの形状については二枚目に詳述しているので
ご覧頂きたい。


右胸に付いた金色の勲章は
『ドイツ宝剣付金色スペイン十字勲章』(レプリカ)である。
スペイン内戦に従軍したドイツ将兵に授与された勲章で、
特に宝剣付きはアドルフ・ガランドを初めとした総勢28名にしか
授与されなかった。


代用品としてこれ以上にない西独空軍初期制服だが、
最近はなかなか市場に出てこない。

ポケット部比較(左:空軍将校服 右:陸軍将校服)


陸軍などとは異なり、空軍制服のポケットは画像のように箱形。


なお、初期西独空軍制服は箱ポケットになっていない点で
実物と異なるため、ポケットの形状を仕立て直してある。



 第26戦闘航空団 " シュラゲーター "カフタイトル 

アドルフ・ガランドが司令官を務めたことでも有名。
カフの付け方だが、親衛隊では左カフスの折り返しに付けるが、
陸・空軍は右カフスのやや上に付けるのが一般的。

 


 

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